無断駐車に対して効果的な対処法
前回のコラムでは無断駐車に対して『避けたい対処法』について触れました。
無断駐車に対して避けたい対処法 | 駐車場お役立ちコラム | 駐車場サポート市場 (parking-support.jp)
今回は無断駐車に対して『効果的な対処法』について解説したいと思います。
無料の駐車場において無断駐車を完全に防ぐことはとても難しい問題です。
機器を設置するにはお金が掛かりますし、難しい問題ですよね…
ここでは無断駐車を完全に防ぐには至らないものの、低予算で無断駐車に対して抑止力がある方法について触れたいと思います。
①無断駐車防止の看板を設置する
駐車場で「無断駐車禁止!!」といった記述のある看板を見掛けたことのある方は多いのではないでしょうか。
シンプルな方法ですが、看板を設置することで無断駐車の防止に一定の抑止力が期待できます。
看板の費用についてですが、Amazon等の通販サイトでも販売されており、安価なものだと1000円~2000円程度で販売されています。
一度購入して設置すれば、破損しない限りは再購入する必要もないので、安い費用で対応することが可能です。
②カラーコーンを設置する
無断駐車が発生しやすい駐車場の空き車室や、建物敷地内や駐車場内のデッドスペースへカラーコーンを設置する方法です。
こちらも購入して設置するだけですが、看板同様に一定の抑止力が期待できます。
ホームセンターや通販サイトで購入が可能で、費用は安いもので1000円~あり、『駐車禁止!』の文言がプリントされたものもあります。
設置する際の注意点としては、風で飛んでしまう恐れがあるので、重り付きのタイプをおススメします。
また、カラーコーンを複数設置しバーやチェーンを設置すれば、より目立ちますし、看板と併用すると効果的になります。
③防犯カメラを設置する
看板やカラーコーンの設置と比較して費用は高額になりますが、『防犯カメラの設置』も効果的です。
防犯カメラを設置することで抑止効果もあり、実際にトラブルが発生した場合も現場の一部始終を押さえることができます。
設置する際にはカメラ選びに加え、電源や設置位置を確認する必要がありますが高い効果が期待できます。
④直接警告をする
繰り返し同じ車やバイクが何度も無断駐車を繰り返す場合は、直接警告するのも一つの手段です。
まずは証拠を残すために、車の写真撮影をしてください。
次に、無断駐車車両の所有者を特定するために、最寄りの陸運局へ向かいます。
通常、自動車登録番号や車台番号が必要ですが、私有地の放置車両の場合は自動車登録番号だけで照会ができます。
そして車の所有者の情報を開示してもらったら、登録住所が判明する為、該当者宛てに内容証明で警告文を送ることが可能です。
少々手間が掛かる方法ですが、効果が期待できます。
⑤警察へ相談する
同じ車が何度も繰り返し続いている場合は、撮った写真を警察へと提出して相談しましょう。
警察は一時的な無断駐車の場合は民事不介入を通すことができますが、無断駐車が長期間続いている場合、登録した保管場所を利用していない疑いがある為、協力してもらえることがあります。
対応に困った際は、警察へ相談することも一つの手段としておすすめいたします。
以上のように、今回は無断駐車に対して効果的な対処法について解説いたしました。
無断駐車は実際に発生すると厄介ですが、可能な限り防止策を施し、実際に発生した場合の対策を用意しておくことでスムーズな対応が可能になります。
防犯カメラについては駐車場サポート市場でも『無料で御見積可能』ですので、どうぞお気軽にご相談ください。