大型商業施設の駐車場の有効活用について
前回は施設の駐車場をコインパーキング化するメリットについて整理しました。今回はその中でも特に駐車場の設置台数が多い大型の商業施設が抱える駐車場の事情について整理したいと思います。
まず、大型の商業施設では、施設側に備えるべき駐車台数の付置義務があります。施設が混雑する休日でも施設に来店したお客さんが駐車できるスペースを確保する為です。駐車スペースが確保できない状況だと、施設に入場するために渋滞が発生し、道路状況にも影響を及ぼします。しかし、休日と比較し平日は広い駐車場には空きが目立ち、駐車場のスペースが余っている状況はよくあります。駐車場のスペースが余っていると、不正駐車のリスクも高まる為、それを防止することと、駐車場の空きスペースの収益化を図ることを目的に、大型の商業施設では他の施設に先立って駐車場機器の設置が進められてきました。
現在ではこのような考えが、様々な施設・店舗の駐車場に用いられるようになり、施設の駐車場はコインパーキング化が進んでいます。また、大型の商業施設ではコインパーキング化するだけでなく、一部のスペースを月極駐車場としたり、一部にカーシェア用自動車を設置したり、電気自動車の充電スタンドを設置している駐車場も見かけるようになりました。洗車サービスを提供している施設なんかもあります。
このように大型の商業施設では駐車場のスペースが多くある為、駐車場に有効活用の余地があるケースが非常に多いです。
私たちは駐車場のコインパーキング化はもちろん、一部を月極駐車場として運営したり、カーシェア用自動車を設置したり、電気自動車の充電スタンドを設置したり、駐車場のポテンシャルに応じて様々な提案でサポートすることが可能です。お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。