駐車場を有料化する場合に、売り上げを左右する要素のひとつに、料金設定があります。
料金設定次第で、売り上げが半分になったり、倍以上に改善されたりといったケースもあり、同じ立地でも売り上げに違いが表れます。今回は、駐車場を有料化した場合の基本的な料金設定のやり方ついて整理したいと思います。

■売り上げが上がりやすい料金設定の方法

売り上げが上がりやすい基本的な料金の設定方法は下記の通りです。

・周辺の駐車場と比べ『上限料金（1日の最大料金）』は安い値段にする
　
・周辺の駐車場と比べ『時間単位』は長め＆高い値段にする

例えば、周辺の駐車場が「1日の最大料金は2000円、通常利用は20分100円」だとします。この場合、料金設定をする駐車場では「1日の最大料金を1800円、昼間の利用は30分200円」と設定し、周辺の駐車場と差別化を行います。もちろん、周辺の環境や、駐車場の収容台数、場所によって事情は変わりますが、ほとんどの駐車場の場合、周辺の駐車場と料金を差別化すれば、売り上げがあがりやすくなります。そのため、まずはこのようば基本の設定方法で駐車場の運営を行うことをおすすめします。

基本的な料金設定については上記の通りですが、細かい料金設定について気になる方はお気軽にお問合せください。

もし、この料金設定でも売上が改善しない場合、駐車場機器が使いづらい、立地的に看板が目立たないといった問題や、一方通行でその駐車場に入りづらい等の立地の問題、ゴミや近隣建物との関係などの管理上の問題など、他の課題が潜んでいる可能性もあります。

駐車場の売り上げについて、お困りのことがあれば、改善策をご提案させて頂きますのでぜひ私たちにお気軽にご相談ください。