Column駐車場お役立ちコラム

老朽化した機械式駐車場の活用方法

今回は老朽化した機械式駐車場の問題と活用方法についてご紹介いたします。

■機械式駐車場で起こる問題

機械式駐車場では、電機部品は7~10年、機械部品は15年が寿命といわれています。寿命を迎えると、機械式駐車場はコントロールに必要な制御盤が古くなる、自動車を回すためのターンテーブルが壊れるなどの不具合が発生し、それを直すために各部品が壊れていて取り寄せると高価な部品になってしまいます。費用面の負担だけでなく、部品もメーカー、年代によってさまざまな機種があり、メーカー側も対応できないという問題が老朽化とともに発生しています。

■老朽化した機械式駐車場の活用方法

上記のような問題が起こった機械式駐車場は、セダンタイプの自動車が主流な時代に作られたものが多いため、年々、設備の各部品が古くなるとともに、近年流行りのSUVやハイルーフ車等、車高が高い車が停められないものが殆どです。そのような事情から、閉鎖する機械式駐車場も一定数存在します。老朽化した機械式駐車場の活用方法としては下記のようなものがあります。

①機械式駐車場をリニューアルする

機械式駐車場のリニューアルを従来メーカーとは別業者に依頼し、設備をリニューアルする方法です。老朽化のしやすい制御盤やターンテーブルを、独自の規格で作られた新しい技術のものに入れ替えることで、従来メーカーよりもコストを安く入替えることが可能です。また、リニューアルする際に、駐車場の収容サイズ制限を現代の車両の規格に合わせて、大きくすることで入庫可能車種も多くなります。老朽化した機械式駐車場は閉鎖されることもある中、リニューアル実施するのも活用方法の一つです。

取り壊して、コインパーキング駐車場に変える

駐車場設備も撤去した上で、平面のコインパーキング駐車場にする方法です。この方法は機械設備の撤去など、平面にするまでにも様々なコストがかかりますが、平面化した後は、機械式駐車場と比較して、維持管理コストが掛からないメリットがあります。平面化すれば、機械式駐車場では、人を配置しなければ出来ないコインパーキングの運営についても機器を設置するだけで出来るようになり、収益面でもメリットが生まれます。

以上が老朽化した機械式駐車場の活用方法です。私たちは老朽化した機械式駐車場の活用について、機械の撤去からコインパーキングのご提案までワンストップでご提案することが可能です。お困りの方はぜひお気軽にご相談ください。

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