コインパーキングの老朽化について
前回は機械式駐車場の老朽化について紹介いたしました。今回はコインパーキング機器の老朽化について整理したいと思います。
コインパーキング機器は、機械式駐車場の機器と比較して、老朽化のリスクが低いことが挙げられます。理由は、機器の老朽化と集客に相関関係が低いためです。老朽化した機械式駐車場では、サイズ制限の関係で現行のSUV車やミニバンといった車両が入庫不可のケースが多く、閉鎖の一因となっています。一方でコインパーキングは、老朽化した機器でも、入庫サイズや集客に影響がなく、売上が低下するといった問題もありません。
前回ご紹介した通り、機械式駐車場では、ビルやマンションなど限られたスペースに駐車場を確保するため、入口にターンテーブルがあったり、大規模な駐車設備が必要です。機械の老朽化によって、修理のための部品を取り寄せるだけでも高額となり、維持管理が困難な場合もあります。
その一方で、コインパーキングは機器の購入・設置費用も安く、機械式駐車場に比べるとメンテナンス費もかかりません。長期的に見れば、コインパーキングの方が収益性を上げられる可能性が高いと言えます。
ただし、コインパーキングでも、機器を使用している以上、保守・点検・修理は必要です。運営方法やシステムによって機器の違いはありますが、ゲートやロック板、精算機、監視カメラ、照明などが必要です。特にゲートやロック板、精算機の故障は利用者に迷惑をかけてしまうため、定期的な保守が必要です。修理対応できない故障や老朽化などは、買い替えの場合もあります。
コインパーキング機器が老朽化し、買い替えを検討されているオーナー様はお気軽にお問合せください。私たちが最適な機器や、運営方法をご要望に沿ってご提案させていただきます。