商業施設の駐車場の種類について
今回は施設に付随する駐車場の種類、メリット、デメリットについてまとめたいと思います。
駐車場ごとに事情はさまざまですが、設備ごとの主なメリット、デメリットは下記の通りです。
①平面駐車場
一般的な駐車場タイプで、平置き駐車場とも言われ、平地を舗装している駐車場を指します。建物の1階部分を駐車場にしているタイプもありますが、屋外で屋根のないケースが主流です。
・メリット
車種に左右されにくく、様々なタイプの車にも対応可能
車の出し入れがしやすく稼働率が高まりやすい
人件費等の運用費を抑えられる
・デメリット
車が汚れやすい
平面駐車場は広い面積が必要とされる
②立体駐車場
立体駐車場は、自分で車を運転してスロープを上り下りし、駐車するタイプの駐車場です。よく大型ショッピングモール等の駐車場で導入されています。
・メリット
屋根があるので車が汚れにくい
雨天時でも乗り降りがしやすい
入出庫が短時間で済む
車高の高い車でも対応しやすい
・デメリット
駐車するまでに時間がかかってしまう
最上階には屋根がないことが多く、雨や雪の際に不便
③機械式駐車場
機械式駐車場は、機械の動力で車両を駐車スペースへ移動させる駐車場形式です。自走式駐車場よりも、駐車スペースを多く設けることができます。
・メリット
盗難やいたずらの被害にあいにくい
屋根があるので車が汚れにくい
駐車時にほかの車にぶつけられる心配がない
・デメリット
維持・管理コストがかかる
車の出し入れに時間がかかる
駐車できる車のサイズに制限がある
以上が、商業施設でよく見られる主な駐車場設備のメリット、デメリットです。私たちはそれぞれの設備の特徴に合わせて、収益アップやコストダウンのお手伝いをさせて頂いております。商業施設の駐車場に関するお悩みやご相談がありましたら、まずはお気軽にお問合せください。